月足MAを割って終えたNASDAQ 2022年1月の振り返り

終盤に盛り返しなんとか月間10%超の下落は免れたものの、それでも9%程の下落となったナスは12か月MAを割って終了となった。上図は現在の月足とITバブル期の月足。ITバブル期でいえば2000年の5月のような位置であるが、当時に比べて噴き上げ方が足りないので当面はレンジで耐えるかもしれない。当時ですらその後数か月は乱高下しながらも耐えていた。

引き締め局面の調整として2018年12月と比較されることの多い最近の相場だが、個人的には今はまだ2018年10月ではないかと考えている。上図はナスダック週足だが、2018年10月に下落が始まるも一旦盛り返し、週足MAに抑えられながら12月に本番の下げが来る。足元リバウンド基調が強まっているので、週足MAあたりまでは戻すと考えておいたほうが良いかもしれない。

粘っていたTOPIXも月足MAを割って終えている。一旦-2σタッチして切り返したことでこちらも目先レンジの様相で、3月権利日の関係もありそのあたりまでは耐えるようにも見える。一方、足元で月足MACDはDCしており、今日以降かなり大きな反発がないと回避は難しいだろう。それ以前に、贔屓目に見てもこの後待っている展開はレンジ推移で再度2000台に乗せてくるといった程度のもので、2100越えの再来はかなり難しいように見える。

チャートは省略するが、各種半導体銘柄も1月は大陰線となっておりピークアウトを想起させる。くどいようだがITバブル期も月足MAを割ってからの反発、乱高下は数か月続いたので半導体株も同様の展開が見込まれこのまま素直にナイアガラとは全く考えていないが、さすがにこの大陰線後に高値更新の望みは少なくなったと考えたい。

以前より書いてきた通り、中銀の引き締めはそれ自体暴落のネタになるというのではなく噴き上げのストッパー的な役割と考えており、それ単体ではいわゆる「調整」程度が関の山だと思う。ここから先、大きな下落が生じるには「追撃ネタ」が必須であろうし、今のところそれが見当たらない以上、本番はまだ先と見たほうがよさそうだ。

グロース対バリューでいえばほぼほぼ間違いなくグロースバブルは天井を打った(=即ナイアガラではない)と思え、短期リバ取り以外でグロースを買う理由はなくなったと思う。それは他でもない中銀がストッパー役に回ったことによるのは言うまでもない。

さて、今週は決算本格化で指数云々よりも個別の決算結果に一喜一憂することになるが、肌感覚としては今のところ決算反応はやや甘めと感じる。11月は終盤から急に激辛になりバリューは死んだ。一方昨年の2月は決算さえ通過したらアフコロとバリューはどこも爆上げという相場であった。今回はどちらになるのか、引き続き見守りたい。

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