指数は典型的なショートスクイーズの強烈な上仕掛けで売り方にとっては地獄となった。異常に高いSQ値も、もはや何でもありだなといった印象だが結局「幻」化は回避され日経、トピ共に高値引けとなった。SQ通過後も下がらなかったことでさすがに来週は売り方の買戻しが期待できそうだが、昨日の米株の上髭も気になるしHYGも引っ掛かるので本日にてシクリカル勢はほぼすべて売却した。
マキタは25日線手前で全て微益にて売却したが予想以上に延び週足MA手前まで上げた。デッドキャットとは思うが、既にバリュエーションがSantenと大差ないこと、指数下げ耐性が弱いことを鑑みた。代わりにSantenを買い増ししたが、本来1000円付近で買い増ししたいので本来の乗り換え分の内3分の1のみの買い増しとした。
テレビ局も監視用に1枚残しすべて売却した。ユニクロの下請けも指数耐性を鑑み全売却。いずれも微益撤退となった。
代わりにメグを半分買い戻し、比較的ディフェンシブ寄りの動きをしていた小売りセクターの無印を再度少量INした。
トータルPFサイズは1割ほど削減した。ボリバン信者としては2σにタッチしていない現況に引っかかりを覚え、日経は29000手前まで連れていかれそうに思えるが、いずれにせよ今の指数のアップサイドとダウンサイドでは数倍の差があると考えているので、ディフェンシブオンリーで良いと考える。
リスクは未だに個人勢に売り目線が多く、さらに上に引っ張られながら今日のように食品薬品はマイナス圏、が続くことだが、その際はディフェンシブの買い増しで対処する方向で居る。できればSantenをメグに並ぶ程度まで買い増ししたいところだが、うまくいくだろうか。
なお日経が700円以上上げた本日のPFは前日比マイナス0.1%となった…。一方で食品、薬品の指数逆相関を逆説的に強く印象付けることとなった。