ダウ3万ドルは大暴落の大底だった(笑)

ようやく日経が日足+2σをとらえた。ここから先バンドウォークされることもあり得るが、米株も週足トレンドライン手前、かなり条件は整ってきたのではないだろうか。

メディアやSNSの総楽観も良い。悪い指標が出てきても金利さえ下がればOK、全ては6月の下げで織り込んだ、というもはや人種が違うレベルのブル派の声が並んでいる。10年以上続いた大緩和時代の集大成からわずか2割3割下げただけで何を織り込んだのだろうか?ダウ3万などコロナ前は大天井の夢であったはずが、わずか2年で暴落の底に変わり果てたようだ。なるほど、世界経済はこの2年でそこまで成長したのか。それは同じ人類として誇らしいことだ。

1950年以降SP500が半値戻しした後再度安値を割ったことはない、という記事も出てブル派を勢いづけていた。算数が苦手なので教えてほしいが、2008年のリーマン危機前のリバウンドは半値戻ししているはずなのだが、私の計算違いだろうか?

ネットやSNSの記事やデータも切り取り方ひとつでいくらでも印象操作できる。細かいデータは無視してポジショントークに合わせた主張を創り出す。日本のバブル期には証券会社や政府ですら異常なPERをもっともらしい言説で正当化していた。そういう世界なのである。そういう世界で、見ず知らずのインフルエンサーの言葉を信じる人の気が知れない。

先月までならまだしも、今のこの状況でフルポジ勝負できる人はある意味尊敬するが、それは殆どギャンブラーであると思う。逆にこの位置になって今さら焦って買っている人は先月まで何をしていたのだろうか?棺の中にでも監禁されていたのか?

実際問題、正気を保ったバリュー系の投資家でこの位置で買い進んでいる人はいないだろうし、現状の相場を支えているのは空売りの買戻し以外の何物でもないだろう。

ポジションを持っていない人はおのずから露出が減るので人はメディアやSNSを見るたびに未だにポジションをとっている人ばかりを目にすることになる。それを見て自分も機会損失をしてはいけないと高値圏で買い進む。見えているものがすべてではない。むしろ見えていないほうが価値がある。

大緩和時代の方々には当たり前のことだろうが、もはや株価指数は実体経済を表すようなものではなく単純に中銀の緩和度合いのスケールと化している。市場は所詮QTなどとん挫するに決まっていると踏んでいるし、実際それは正しいだろう。一度モラルハザードを起こしながらそれを「無かったこと」にすることは「創造」神ですらできない。

現在の相場を唯一正当化するのはこのことでしかなく、大緩和時代のあきらめの悪い参加者は皆これにオールインしている。

私自身はもちろんついて行くつもりはないが。

もっとも、このまま米株が月足MAを超え、さらにWトップも超えて新高値を取った暁には、このブログもアカウントも無くなっているだろう(笑)。もしかしたら筆者もなくなっているかもしれない。

さて、私自身のPFはノートレが続いているのでほとんど変化がなく、書くこともない。相対的な割安さからアルソックを再度買ったが、代わりにグリコは半分売却とした。PFサイズ自体は先日シクリカルを売ったままで大差ない。

個人勢は未だに先物系の人々が売り目線が多そうだ。昨年9月や今年6月は逆張りでうまくいって味をしめているのだろう。早く29000や3万を付けたほうが後の下落は早そうだ。

 

 

 

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