
昨日の日経700円下げに対しPFは-0.1%で耐え、今日も一時は指数をアウトパフォームしたものの後場失速した。
PFの5本柱の中では、メグ、グリコ、参天が指数耐性を見せ、住友Pはまずまず、唯一撃沈しているのがマキタとなっている。
マキタについては元々シクリカルセクターの為あまり指数耐性は期待していなかったものの、昨日のレーティング下げのせいもあろうが本日で11日連続下落、この地合いで3%を超える下げというのはさすがにやりすぎ感がある。
引けは少し位戻すかと、引け10分前に少し追加を買ったものの結局成売が湧いてきて安値引け、このパターンは本銘柄に関しては必ず翌日は安値を更新してくるのでやはり当初の指値通り2800で十分だったようだ(涙)
もっとも、権利落ち後の月末指数下げに耐えられるとも思えないが、恒例のショートカバーを待つしかない。あと、ADRでは節目の20ドルに達しており、正念場ともいえる。
さて、米株はダウは6月安値を割れたがSP500とナスが首の皮一枚で耐えており、欧州や香港もいつリバってもおかしくない水準のためここで損切りしたり売りを入れたりするようなレベルではないと思うが、相変わらず日本株だけがアンバランスな位置におり、ひたすら円高待ちといったところか。
今日はメグからグリコへの乗り換えを追加で少し行い、メグ:グリコ=3:2に調整した。グリコの出遅れ感が強く、指数耐性を考慮してのことである。おそらく、リバる力はメグのほうが大きいと思うが、本格下落時はおそらくベータ値の小さなグリコに分があるように思える。要は、いつ大きな指数調整が来てもおかしくないという認識であるため、上がる力よりも下げない力を重視している。
あとは先述のマキタ追加によりPFサイズは微増の36%となり今年最大を更新した。
ディフェンシブは昨日の下げにはワークしたものの、定番コースでは指数がリバった時についていかない、或いは逆行安して帳尻が合わされるパターンが多かったので、しっかりとリセッショントレードが定着するかどうかに注目していきたい。