失敗トレードとその反省

今年もあと2か月になったがどうやら年初来マイナスで終わりそうな感じである。
今回は反省もかねて失敗の記録を残しておきたい。

私のPFで一番足を引っ張っているのは昨年2月?だったかから買い始めたメグである。
買い始めはごく少量を試しに買っただけであった。それが昨年6月ごろに結構下げてきたものだから、いくらか買い増しをした。
理由は、元々割安であったこと、指数の崩壊は確信していたのでディフェンシブに寄せようと思ったことであった。
その後の1Q決算で株価は上がり一時10%台の含み益があったが、元々割安であるということでもうちょい引っ張れると思っていたら2Q決算とバリュー暗黒の11月で見事に含み損に転落した。

ここでの失敗は、1Q決算は遅行指標であり既に資源価格が上がっており2Qが悪くなることが予見できたのに売り抜けしなかった事であった。

そして11月の1900台は既にPBR面ではコロナ安値に近いということでこれを基準にさらに買い増しを進めた。
リーマン前の食品株の先行した底打ち、ないしITバブル期の逆行現象を想定しこの11月安値を当面のボトムと仮定したのも失敗であった。
3月の配当権利前に損益イーブン迄回復したのだが、またしてもここで撤退しないという失敗を犯した。

その失敗の原因は、ウクライナ危機で資源価格が高騰しているのに株価が耐えたことでもうすでに悪材料は織り込んだと解釈したこと。
実際には配当前で耐えていただけであった。(食品株全体がそうだった)
もう一つはここから円安が急速に進んだわけだが、これが一過性だと誤認したこと。ドル円はなんだかんだ125円程度のレンジ上限で終わると踏んだこと。そもそもインフレが酷い国の通貨がここまで買われるということを、70年代の金利差からのドル高は知識として持っていたのに予想しなかったこと。これに尽きる。

その後はPBR面でコロナ安値に並ぶ中買い増しを続けたが結局コロナ安値まで持っていかれ、さらに現在そこから1割下まで持っていかれているという惨状だ。
ここでの失敗はヒストリカルPBRの過信であった。

今考えれば、ウクライナ危機が予見できていなかったとしてもあの段階で逃げ場はあったわけで、現状の株価下落の殆どは資源価格というよりも円建ての資源価格、即ち円安が最大の要因であり、最大の敗因はここまでの円安の加速と持続を読めなかった事つまりは70-80年代の教訓を生かせなかったことに尽きる。私自身FXは門外漢で為替に疎かったのも良くなかった。

更に、銘柄の割安さにほれ込んだ側面も否めず、現状支配的な市場シェアや価格転嫁力、トップラインの維持力といった機関が好みそうな観点を軽視し個人がいかにも飛びつきそうな指標面の割安さを重視したことも大きかったように思う。

結局、買い増しの無駄撃ちを続けながらここまで配当を無視すれば-20%近い損失を喰らっているが、まあ救いはPFサイズ自体をセーブしてきたことでこれがもし最初からフルスロットルだったとしたら詰んでいただろう。

まあ現状、私のPFの銘柄は殆ど年安であることからもわかるようにほぼすべてが含み損圏内なのだが、とりわけマイナスの大きいメグを取り上げてみた次第である。

まあ、割安なのは間違いないので今さら売るつもりもないが・・・。

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