振り返るにあたり長文は自分でも読むのが面倒に感じたので、今後は出来るだけ箇条書きに近い形で要点だけまとめる形をとりたいと思う。
今年のスタンス及び大まかな考えについて記しておきたい。
・インフレ継続か大クラッシュかの2者択一が基本路線
一度バラマキとインフレを経験したことをなかったことにするのは無理がある。
インフレ自体は波があろうが、少し落ち着いたところで拙速な緩和により再度インフレ暴走がメインシナリオ。
結果として、年単位で見ればインフレ継続
インフレを殺せるのは強烈なデフレ=大クラッシュしかないが、一度バラマキを経験した国民が許さない可能性大
・指数的にはインフレの波に応じた下落トレンドのレンジ相場=今年の延長がメインシナリオ
・大不況からの暴落を待つ声が多いが内実はその後のリバを待っている。仮に暴落があっても今まで通りリバるかは不透明
・暴落を見込んで空売りしているというよりはノーポジで暴落を待って買いたいという人が多いだけ→待ちきれずに買った層が逆に雪崩を作る可能性あり
・円高を見込む声が多くなっているが、欧米のインフレ継続ならば波はあってもドル円のレンジは以前より20円程度上になる可能性。2桁を期待するのは難しいか。
・より長期的には今の各国政府債務規模を考えるとどこも最終的にはインフレによる債務軽減しか道はない→株式は長期では強気、短中期(数年単位)では弱気
・セクターとしてはインフレ継続を前提に中規模調整時に資源株及びそれに類するもの
・異常な低金利大緩和時代が終わるのであれば敢えて株にこだわらずとも債券も選択肢